「最近なんとなく肌の調子が悪い…」「有名だから買ってみたけど効果がよく分からなかった…」と悩む人は、基礎化粧品の選び方が間違っているのかもしれません。
基礎化粧品は、肌を健やかに保つために必要です。しかし、年齢や肌質、肌悩みに合わせて選ばなければ、効果を感じられず実年齢より上に見られるなんてことも。
そこでこの記事では、基礎化粧品を買ったあとで後悔しないために、基礎化粧品の選び方や、選ぶために必要な知識などを紹介します。基礎化粧品を変えて肌に自信を持ちたい人は、ぜひ最後までお付き合いください!
基礎化粧品の種類とそれぞれの役割
まずはじめに、基礎化粧品の種類や役割を紹介します。すでに知っている人も多いとは思いますが、基礎化粧品が健康的な肌にとっていかに大切かを改めて確認しておきましょう。
クレンジング
クレンジングはメイクや日焼け止めの油、毛穴に詰まった角栓などを落とすために使います。使用するタイミングは、夜の入浴前が一般的でしょう。
また、ノーメイクであればクレンジングは不要だと思われやすいですが、じつは外を歩くだけでも排気ガスの油分により肌は汚れています。そのため、メイクをしているしていないに関わらず、クレンジングはなるべく行った方が良いのです。
ただし、基本的にクレンジング剤は肌にとって負担のかかる成分なので、長時間肌にのせないようにしてください。クレンジングの種類によって洗浄力も変わりますが、クレンジングにかける時間は30秒〜1分を目安に行うと良いでしょう。優しく素早く肌になじませて、よく洗い流してください。
洗顔
洗顔は、皮脂や古い角質、肌についたほこりを洗い落とすために使います。また、流しきれなかったクレンジング剤を洗うという目的もあります。
洗顔料を使うタイミングは朝と夜の2回です。よく、朝はお湯だけで顔を洗うという人がいますが、寝ている間にも汗をかいたり皮脂が分泌されています。さらに布団や枕のホコリなども付いているため、お湯だけでは十分に汚れを落とせません。
肌にこのような汚れがついたままだと、毛穴が黒ずんだりニキビの原因になるため、朝も洗顔するようにしてください。
とはいえ、洗いすぎは肌への負担となるので、朝も夜も洗顔料を使うことに抵抗がある人は、肌に優しい洗浄成分であるアミノ酸系洗浄成分の洗顔料を使うと良いでしょう。
そしてクレンジング同様、洗顔料も肌への負担があるため、長時間、洗顔料を肌にのせないようにしてください。洗顔にかける目安時間は30秒程度にとどめ、肌への負担をなるべく抑えるようにして洗います。
化粧水
化粧水には、肌のバリア機能を整える役割があります。具体的には「肌に水分を補う」「皮脂の分泌を抑える」のほか、次に使うスキンケアの浸透を助ける働きもあります。
使うタイミングは朝晩の洗顔後すぐです。洗顔後の肌はとても乾燥しやすい状態になっているため、なるべく時間を開けずに化粧水をつけるようにしましょう。
また、「皮脂で顔がしっとりするから化粧水はつけない」という人もいるかと思いますが、脂性肌の場合でも化粧水は必ずつけるようにしてください。その理由は、乾燥から肌を守ろうとして余計に皮脂を分泌するからです。そのため、肌質に関係なく化粧水は必ずつけた方が良いのです。
なお、肌の乾燥は皮脂の過剰分泌だけでなく、肌を外部刺激(紫外線や排気ガス、ほこりなど)から守るバリア機能の低下にも繋がります。そうすると、肌荒れやシミ、シワなどの肌トラブルが生じやすくなるのです。
美容液
美容液はニキビや肌荒れ、乾燥小じわ、シミなど特定の肌悩みに働きかける、スペシャルケアの基礎化粧品です。美白成分やシワ改善成分のほか、炎症を抑える成分が配合されたものが多く発売されています。
また、「化粧水にも美白成分が入っているから、美容液をわざわざつけなくてもいいのでは?」と思うかもしれませんが、化粧水と美容液では肌悩みに効果的な成分の配合量が違います。そのため、効果的に美容成分を肌へ届けたいのであれば美容液を使った方が良いのです。
なお、美容液をつける順番は、化粧水のあと、乳液やクリームの前です。美容液の中には導入美容液(ブースター美容液)というものもありますが、これは化粧水の前に使って、あとから塗る化粧品の浸透をよくするものです。使う目的が違うので、間違えないようにしましょう。
乳液・クリーム・オイル
乳液・クリーム・オイルは、肌に「フタ」をして、化粧水や美容液の成分を閉じ込めるために使用します。化粧水や美容液には水分が多いので、しっかり肌に蓋をしないと蒸発して効果が半減する可能性があるのです。
乳液・クリーム・オイルの違いは油分の量で、一般的に「乳液<クリーム<オイル」の順番で油分が多くなります。そのため、油分のベタつきが苦手な人は乳液を、ハリを感じたい人はクリームを、ツヤをプラスしたい人はオイルを選ぶと良いでしょう。
また、朝と夜でどの化粧品を使うか分けることもおすすめです。とくに朝はメイクをする人が多いと思うので、クリームではなく乳液を使うとメイクがヨレにくくなります。
基礎化粧品を選ぶ前に自分の肌を知ろう!
基礎化粧品を選ぶとき、何を基準に選んでいるでしょうか。人によって理由はさまざまだと思いますが、基礎化粧品を選ぶときは「自分の肌に合ったもの」を徹底することが一番大切です。
そこでまずは、自分の肌の状態を知ることから始めましょう。
年齢から見る肌の状態
「お肌の曲がり角」という言葉を聞いたことがあると思いますが、一般的には、1度目の曲がり角は25〜30歳、2度目は35歳〜40歳、3度目は45歳以降だと言われています。
この言葉からわかるように、肌は年齢とともに確実に変化していきます。そのため、基礎化粧品も年齢によって変えていくことがいかに大切かわかるでしょう。
それではここで、年代別に多い肌悩みを紹介します。自分に当てはまるか確認してみてください。
【20代前半】
20代前半に起きやすい肌トラブルは次の通りです。
- ニキビ
- 肌のテカリ
- 毛穴の詰まり
- 角栓
20代前半は、まだまだ皮脂の分泌が活発な時期です。そのため、皮脂腺の多いTゾーンにニキビやテカリが目立ちやすいでしょう。
【20代後半】
20代後半に起きやすい肌トラブルは次の通りです。
- 大人ニキビ
- 肌の乾燥
- 肌表面のごわつき
- くすみ
20代後半は、徐々に皮脂の量が減っていき、水分を保持する力も弱まってきます。また、結婚や出産、転職などの環境の変化も多い年代なので、ストレスによるホルモンバランスの乱れも出てくるでしょう。そうなると、顎まわりにできやすい大人ニキビに悩んだり、シミが目立ってくる人もいます。
【30代】
30代に起きやすい肌トラブルは次の通りです。
- シミ
- くすみ
- 小じわ
- キメの乱れ
- 毛穴の黒ずみ
- 毛穴の開き
- 毛穴のたるみ
- フェイスラインのもたつき
30代になると、これまで感じなかった肌の変化にショックを受ける人が多いはずです。とくに35歳前後では、一気に「老けた」と感じやすいでしょう。その理由は、肌のターンオーバーが遅くなったり、皮脂の分泌量が急激に減ったり、水分保持力が弱まることでバリア機能も低下していくからです。そのため、シミや目元の細かいしわ、毛穴の開きなど様々な悩みが目立つようになります。
【40代】
40代に起きやすい肌トラブルは次の通りです。
- シミ
- ほうれい線
- 顔全体のたるみ
- 毛穴のたるみ
- 目元や口元の深いしわ
- ハリのなさ
- ツヤのなさ
40代になると、肌のハリや弾力をつくるエラスチンやコラーゲンの量が減少していきます。そのため、しわが深くくっきりと現れたり、顔全体にシミが目立つようになるでしょう。また、老け顔の原因である、ほうれい線やゴルゴラインなどが目立ってくると、なかなか化粧品では改善が難しいこともあるので、早めのケアがとても大事なのです。
自分の肌質を知ろう
続いては、自分の肌質を確認しましょう。年齢に合ったおすすめの化粧水を使ったとしても、肌質に合わなければ効果が半減したり、肌トラブルを引き起こす可能性があります。そのため、自分の肌質を知ることは、基礎化粧品選びに欠かせないのです。
肌質は、一般的に次の4種類に分けられます。
- 乾燥肌
- 脂性肌
- 混合肌(インナードライ)
- 敏感肌
【乾燥肌】
乾燥肌の特徴は次の通りです。
- 洗顔後に肌がつっぱる
- 顔に粉を吹いている
- 常に肌全体につっぱりを感じる
- 肌表面がカサついている
- ファンデーションのノリが悪い
乾燥肌は、肌の水分と油分が足りず、肌内部からつっぱりを感じやすい肌です。肌が乾燥すると、カサカサして透明感やツヤが出にくく、しわもできやすいため老けて見えてしまうでしょう。
【脂性肌】
脂性肌の特徴は次の通りです。
- 肌のキメが荒い
- 肌全体にテカリがある
- 毛穴が開いている
- 肌を触るとベタつく
- メイクが崩れやすい
脂性肌は、皮脂が過剰に分泌されている状態の肌です。皮脂が多いと肌がテカって見えるだけでなく、毛穴が目立ったり、ニキビもできやすいでしょう。また、肌悩みをメイクで隠しても崩れやすいので、何度もメイク直しをする人もいます。
【混合肌(インナードライ肌)】
混合肌の特徴は次の通りです。
- Tゾーンはテカっている
- 頬や目元、口周りはカサついている
混合肌はインナードライとも呼ばれ、水分が少なく油分が多い状態の肌です。そのため、おでこや鼻は皮脂でベタついているのに、頬や目元、口元だけカサカサしやすいのです。また、肌表面はベタついているのに、肌内部がつっぱるような感じがする人も混合肌に含まれます。
【敏感肌】
敏感肌の特徴は次の通りです。
- 肌がむず痒く掻いてしまう
- 肌にヒリヒリした痛みを感じる
- 化粧品が肌にしみて痛い
- 肌が赤くなりやすい
- 肌が荒れやすい
敏感肌は、服やタオルの摩擦、紫外線や埃などの刺激にも敏感に反応してしまう状態の肌です。そのため、基礎化粧品を選ぶときはパッチテストを行ってから使用したほうがいいでしょう。
なお、あまりにも症状が酷い場合は、自己判断せず皮膚科で診てもらうようにしてください。
気になる肌トラブルを把握しよう
化粧品選びに欠かせないのが、自分の肌悩みを知ることです。なんとなく基礎化粧品を使っていると、その時はたいして気にならなかったのに、年齢とともにどんどん目立つようになってきて手遅れに…なんてことも。
そうならないために、まずは鏡で自分の素肌をよく見て現状を確認しましょう。昔よりシミが濃くなっていないか、笑った時に小じわが増えていないか、体重は変わっていないのに顔が下に大きくなっていないか…など、様々な視点からチェックしてみてください。
改善すべき肌悩みが明確になると、どんな成分の基礎化粧品がいいのかが見えてくるはずです。
自分の肌に合う基礎化粧品の選び方
「好きなモデルやタレントが使っていたから」「テレビCMや雑誌で人気だから」というような理由で、基礎化粧品を選んでいませんか?
人気商品や有名な商品は「みんなが使っているから良いはず」と期待してしまいますが、「思ってたのと違う」「肌が荒れた」なんて経験をした人は多いのではないでしょうか。
そうならないためには、基礎化粧品を買う前に、自分の肌に合うものをしっかり選ぶことが大切です。
ここでは「乾燥肌・脂性肌・混合肌・敏感肌」それぞれの肌質に合ったおすすめの選び方を紹介します。また、シミやしわなどの肌悩みにおすすめの成分も紹介します。
乾燥肌:肌の保湿を最優先!
乾燥肌のクレンジングと洗顔は、皮脂を落としすぎないマイルドなものがおすすめです。
化粧水や乳液には、肌の保水力を高めるセラミドやヒアルロン酸が入ったもので、後から使う美容液の邪魔をしないようなサラサラしたテクスチャーが良いでしょう。
また、乾燥による肌荒れが気になる場合は、炎症を抑えるグリチルリチン酸ジカリウムや、流行りのシカ成分なども効果的です。
脂性肌:皮脂分泌を抑えるものを!
脂性肌のクレンジングと洗顔は、皮脂をしっかり落とせるものがおすすめです。
また、脂性肌の人は肌がベタつきがちなので、洗い上がりがさっぱりとするジェルタイプも良いでしょう。なお、皮脂を落としすぎるとさらに皮脂が分泌されてしまうので、保湿成分が入っているかもチェックして選んでください。
化粧水や美容液は、皮脂の分泌を抑えるビタミンCが入ったものがおすすめです。そしてフタの役割には、クリームやオイルよりも乳液を選ぶとベタつきません。
混合肌:部分使いがポイント!
混合肌のクレンジングと洗顔は、基本的には乾燥している部分に合わせて、保湿力の高いものを選びましょう。そしてベタつきの気になる部分は念入りに洗うか、その部分だけ洗浄力の高いもので洗うことをおすすめします。
化粧水や美容液は、うるおってベタつかないものがおすすめです。製品の主成分に「BG」「DPG」「プロパンジオール」が使われているものを選ぶと失敗しにくいでしょう。
また、乳液やクリームも「カサつく頬には乳液+クリームでしっとり」「ベタつくTゾーンは乳液だけでさっぱり」のように使い分ければ、バランス良く仕上げることができるでしょう。
敏感肌:肌負担を最小限に!
敏感肌のクレンジングと洗顔は、アミノ酸系を主成分とした肌に優しいものがおすすめです。
また、敏感肌の人の場合、なるべく摩擦が起きないよう、すべりの良いテクスチャーのものが良いでしょう。そしてクレンジングも洗顔も、肌にのせる時間をなるべく短くし、肌への負担を最小限に抑えることがポイントです。どちらも30秒以内を目安に行うと良いでしょう。
化粧水や美容液、乳液などのスキンケアもすべて低刺激のものがマストです。商品説明に「低刺激処方」「パラベンフリー」「パッチテスト・アレルギーテスト済」などと記載のあるものを選ぶと安心です。
基礎化粧品は「自分の肌に合う」を最優先して高品質なものを選ぼう!
スキンケアは毎日するものなので、安心して継続できるものを選ぶことが大切です。基礎化粧品を選ぶときは、次のこともチェックしながら選びましょう。
- 安全性の高いもの選ぶ
- 肌への負担が少ないものを選ぶ
- 高品質なものを選ぶ
これらのポイントを参考にして、自分の肌に合った基礎化粧品を見つけてくださいね。
高品質で続けやすい基礎化粧品:REVIVE スキンケアシリーズ
REVIVEは「低刺激・高機能・適正価格」を実現した、安心して続けられるスキンケアシリーズです。
もともとドクターズコスメのディーラーをしていたトライアングルが「基礎化粧品は毎日使うものだから、安心して長く使って欲しい」という思いで、高品質かつリーズナブルな基礎化粧品を開発しました。
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結晶ジェルタイプのクレンジング
ウォッシュフォーム
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120ml/5,000円
化粧水(さっぱり)
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120ml/5,000円
化粧水(しっとり)
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高性能美容液
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30g/7,000円
美容クリーム(美白)
モイスチャークリーム
30g/7,000円
美容クリーム(エイジングケア)
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50ml/9,000円
高濃度ビタミンC美容液
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