キャビテーションは、エステサロンの痩身メニューの中でも人気のダイエット法です。しかし、「サロンに通う時間がない」「金銭的に通うことが難しい」といった懸念により、なかなか一歩を踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、最近話題のセルフキャビテーションについて、効果を高める方法やメリット・デメリットなどを紹介します。

キャビテーションで痩せる仕組み

キャビテーションは「切らない脂肪吸引」とも言われ、肌に機械を当てるだけで脂肪にアプローチできる痩身マシンです。痛みやダウンタイムもほとんどないため、手軽に本格的なダイエットができるという特徴があります。

キャビテーションで痩せる仕組みは次の通りです。

「特殊な超音波を発振→体内の水分に気泡が生じる→気泡が破裂する際に、脂肪細胞にダメージを与える→細胞自体のサイズが縮小する→壊れた脂肪細胞は血中へと溶け出し、老廃物として体の外へと排出される」

このような仕組みで脂肪細胞のサイズを小さくするため、食事制限や運動など、普通のダイエットでは落としにくいセルライトにも効果的なのです。

セルフでキャビテーションを行う方法

キャビテーションは通常、エステサロンで行うことが多いですが、家庭用マシンを使えば「好きな時に好きな場所で」簡単にセルフケアをすることができます。

また、最近ではエステサロンに行って自分でマシンを操作するセルフエステも流行っています。

ここでは家庭用マシンとセルフエステサロンについて紹介します。

家庭用キャビテーション

家庭用キャビテーションとは、自宅でも安全に使えるように作られたマシンです。エステサロンの業務用マシンに比べると、超音波の周波数など性能は劣りますが、自分の都合でケアできるため、納得いくまでキャビテーションが使えます。

マシンの選び方としては、ケアしたい部分によってヘッドの形を選ぶと良いでしょう。例えば、お尻や太ももなど面積の大きい部分にはヘッドの形は丸くて大きい形を、フェイスラインや二の腕など細かい部分にはスティック型のヘッドが小さい物がおすすめです。

使用頻度は、マシンの性能にもよりますが、一般的には週2〜3回、一部位15〜30分くらいが目安とされています。

セルフエステサロンに通う

セルフエステサロンとは、実際にエステサロンで使用している業務用のマシンを自分で操作するお店です。マシンに空きさえあれば予約なしで通うことができるサロンも多く、忙しくてスケジュールが読めない人におすすめです。

しかし、ここで注意したいのが、セルフエステサロンで使われる機械は出力数が強いという点です。基本的に、業務用のマシンはプロのエステティシャンが講習を受けて使用するものです。そのため、素人である一般客は、十分な説明を受けても機械の操作を間違えることがあり、火傷などのトラブルに繋がる恐れがあるのです。もし、セルフエステサロンに通うのであれば、取り扱いに十分に気を付ける必要があります。

セルフキャビテーションで効果を高める方法

セルフキャビテーションの効果を高める方法

自分でキャビテーションを行う際、単に肌に当てるだけでは思ったほど効果が望めないかもしれません。そのため、もっと効果を高める方法を取り入れて、満足できる結果に繋げましょう。ここではキャビテーションの効果を高めるための方法を3つ紹介します。

  • まずはリンパ節をほぐす
  • ヘッド面を肌に密着させ、リンパの流れにそって当てる
  • 施術後のマッサージと水分補給

まずはリンパ節をほぐす

キャビテーションを当てる前に、まずはしっかりとリンパ節をほぐして老廃物を流しやすくします。脚にキャビテーションをする場合は鼠蹊部分と膝裏を、お腹の場合はおへそ周りと鼠蹊部分を、二の腕の場合は脇と鎖骨のリンパをほぐします。リンパ節が詰まっていると老廃物が溜まりやすく、キャビテーションをしても分解された脂肪細胞がうまく体外へと排出されないので、必ずリンパ節はほぐすようにしましょう。

ヘッド面を肌に密着させ、リンパの流れにそって当てる

キャビテーションを当てる際は、ヘッド部分全面が体に付着している状態でゆっくりと動かします。そうすることで、脂肪細胞1つひとつにアプローチしやすくなります。また、老廃物となった脂肪細胞が体外へ排出されやすいように、リンパの流れに沿ってマシンを動かしましょう。脚の場合は「ふくらはぎ→膝裏→太もも→鼠蹊部分」と下から上に向かって、お腹の場合は「胸の下→おへそ周り→下腹→鼠蹊部分」と上から下の流れで行います。

施術後のマッサージと水分補給

キャビテーションを当てた後は、老廃物が血中に溜まらないように、しっかりとマッサージを行います。マッサージの後は、水分をたくさん摂取して老廃物を流れやすくしましょう。老廃物は、リンパの流れに乗って肝臓へと運ばれ処理されるのですが、水分が不足した状態だと肝臓まで運ばれません。そのため、マッサージだけでなく水分補給も必ずする必要があるのです。

キャビテーションをセルフで行う際の注意点

キャビテーションはダイエットやサイズダウンに効果的なマシンですが、使い方を間違えれば、結果が出ないだけでなく、ケガや火傷などのトラブルにも繋がります。そうならないためにも、必ず機器の取扱説明書には目を通すようにしてください。また、併せて次の点にも気を付けましょう。

  • 施術後の食事は2〜3時間空ける
  • キャビテーションのやりすぎはNG

施術後の食事は2〜3時間空ける

キャビテーションを行なった後は、2〜3時間食事を避けるようにしてください。その理由は、キャビテーションで急激な脂肪燃焼が行われると、体が飢餓状態だと勘違いをしてしまい、食事でとった栄養を一気に吸収してしまうからです。そうなると、カロリーオーバーとなり脂肪がつきやすくなってしまうのです。また、キャビテーション後の初めての食事は、低カロリーで消化が早い食べ物を選んで、リバウンドを避けましょう。

キャビテーションのやりすぎはNG

キャビテーションは、毎日たくさんすれば良いというわけではありません。そもそも、キャビテーションによって分解された脂肪細胞は、2〜3日かけて体外へと排出されます。そのため、毎日キャビテーションを行えば、老廃物を処理する肝臓や腎臓に負担がかかってしまうのです。肝臓・腎臓への負担は、倦怠感や体のだるさなどといった症状を引き起こす原因にもなるので注意してください。

セルフキャビテーションのメリット・デメリット

メリット・デメリット

家庭用マシンやセルフエステサロンを利用したセルフキャビテーションは、利便性が良いため人気がありますが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。また、デメリットも併せて紹介します。

セルフキャビテーションのメリット

キャビテーションをセルフで行う場合のメリットは次の通りです。

  • 気になる部位が集中ケアできる
  • 料金が抑えられる
  • 人目を気にしなくていい
  • 自分の都合でキャビテーションができる

気になる部位を集中ケアできる

キャビテーションをエステサロンで行うと、コースの時間や施術部位が決められているケースがほとんどです。しかし、セルフでキャビテーションをすれば、気になる箇所を満足いくまで徹底的に当てることができます。

料金を抑えられる

エステサロンでは、体の部位ごとに料金が加算されることが多く、気になる箇所が多ければ多いほど金額が大きくなります。しかし、セルフで行う場合にかかる費用は、家庭用キャビテーションマシン本体と専用ジェルの料金のみなので、サロンに通うよりかは少ない費用でキャビテーションを続けることができます。

人目を気にしなくていい

エステサロンに通う人の中には、「たるんだお腹やお尻を人に見られたくない」「本当はもっとしっかり当てて欲しいけど言い出しにくい」という方もいるでしょう。しかしセルフキャビテーションなら、誰にも体を見られることもなく、エステティシャンに遠慮することもありません。誰のことも気にせずにキャビテーションが行えます。

自分の都合でキャビテーションができる

人気のエステサロンだと予約が取りづらかったり、仕事が忙しくてサロンの営業時間に間に合わないなどの理由で、定期的に通うことが難しい人も多いはずです。しかし、セルフキャビテーションであれば、自分の都合の良い場所とタイミングで行えるため、気軽に取り組むことができます。

セルフキャビテーションのデメリット

キャビテーションをセルフで行う場合のデメリットは次の通りです。

  • エステサロンほどの効果はない
  • 自分でキャビテーションを当てなければならない
  • キャビテーション後のマッサージが面倒くさい

エステサロンほどの効果はない

セルフキャビテーションは、気になる箇所を集中的にケアできますが、それでもエステサロンで施術してもらうほどの効果は見込めません。その理由は、家庭用と業務用のマシンでは超音波のパワーが違うからです。また、エステティシャンは毎日多くのお客様の体を施術し、培った技術やノウハウなどもあるため、効率よく施術が行えます。

自分でキャビテーションを当てなければならない

セルフキャビテーションは、自分で施術しなければいけません。そのため、気になる部分が機械を当てにくい場所だと、なかなかうまく進まないのです。また、マシンが重たかったり持ちにくかったりすると、キャビテーションすること自体がストレスとなり、続かなくなることもあるでしょう。

キャビテーション後のマッサージが面倒くさい

キャビテーションには脂肪細胞を破壊する機能しか備わっていません。そのため、老廃物となった脂肪細胞の排出を促すマッサージをする必要があります。セルフでキャビテーションを当てたあとにマッサージを行うと、腕や手が疲れて痛くなる人も多いでしょう。しかし、エステサロンではベッドに寝ているだけで「キャビテーション→マッサージ」を受けられるため、癒されながらダイエットができるのです。

キャビテーションはセルフよりもプロの施術がおすすめ!

セルフキャビテーションは、結果に繋がるまで時間と労力がかかり、マシンの取り扱いにも十分気を付けなければケガをする恐れがあります。

そのため、キャビテーションでしっかりと効果を感じたい方や、キャビテーション初心者の方にはあまりおすすめできません。

それでも「絶対に家でやりたい」「エステサロンに通う時間とお金がない」という方にはセルフキャビテーションが向いていますが、安心してダイエットに取り組むためにも、エステサロンでプロに施術してもらった方が良いでしょう。

なお、エステサロンでキャビテーションをするなら、業務用マシンの中でも話題の「キャビゼロ」がおすすめです。

キャビゼロは「キャビテーション・超音波・EMS・イオン導入」の4機能を同時発振できる最新型マシンで、「たったの10分でも結果が目に見える」と好評です。気になる方はぜひ一度試してみてください。

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